今の家に引っ越して約20年。
洗面台もだんだん古ぼけてきて、ツヤもなくなり、汚れが付きやすくなって来ました。
そろそろメンテナンスしないと。
と、思っていた矢先、ホームセンターで「洗面コーティング剤」なるものを発見!
「失ったツヤを復活」とあります。
さっそく買ってきて、試してみました。
これから、使ってみた感想、工程や、仕上がりの状態などを、写真と共に詳しくレポートして行きます。
我が家の洗面台の今の状態
新品の頃は、ツヤツヤで水を流しても、サアァーッと流れて気持ちよかったのに、今では、表面はざらつき、すぐに汚れがついて黒っぽくなってしまいます。
最初の頃、水でこするだけで、キレイになるメラミンスポンジを、鏡に使うついでに、洗面台にも使っていました。
確かにすぐキレイになります。
でも、だんだん表面からツヤがなくなり、多分、少しずつ表面を削っていたのかもしれません。
傷がついたデコボコの表面には、汚れが引っ掛かり、すぐに黒ずんで来るように。
スマホのカメラでは、これが精一杯ですが、水垢とともにくすんだ表面です。
写真で少しでもわかるように、お醤油を垂らしてみました。
すぐに、重力に引っ張られ、片方に溜まって行きます。
何とか以前のようなツヤを取り戻したい! です。
手順①「洗面コーティング剤」の「クリーナー」で汚れを落とす
コーティングをする前に、2回に分けて洗面台をきれいにします。
まずは、いつも通り、家庭用の洗剤で表面をよく洗います。
何となくさっぱりとキレイになりましたが、ここから、専用のクリーナーでしっかり汚れを落として行きます。
「必ず、換気をしてください」
とあるので、窓を開けて、換気扇を回します。
使うのは、
「WAKI SANGYO CO.,LTD.」の
「陶器専用 洗面コーティング剤」
クリーナー20ml。これをよく振って(研磨剤が沈澱してるので)
付属の使い捨てゴム手袋をはめて(2セットあります)、
付属のクロスにつけて(2枚あります)、
洗面台を拭いて行きます。
一連の流れについては、説明書が添付されているので心配ないですが、
「クリーナー」と「コーティング」のやり方については、
QRコードで、動画でも確認できます。
問い合わせ番号も目立つように表記されていて、安心ですね。
でも、難しいことは何もなく、普通に掃除する感覚で大丈夫です。
(専用のクリーナーが、ちゃんと仕事してくれます)
広い面はそのまま直接、液を垂らして、細かい箇所は、クロスにつけて。
乳白色で、一見キッチンクレンザーのようなテクスチャーです。
(動画より)
ひととおり拭き終わったら、水できれいに流して、水分を拭き取ります。
タオルなどで拭き取る、と説明書にはありましたが、動画では、キッチンペーパーで拭き取っていました。
両方やってみましたが、個人的には、ペーパーの方が、素早く水分を吸い取って、しかも拭きあとのスジも残らないので、おすすめ。
でも結局、このあと充分に乾燥させるので、お好みでどちらでも良いかと思います。
※水分が残ったままだと、この後に施工するコーティングの「付き」が悪くなるそうです。
ちなみに、クリーナーで掃除したあとの洗面台。
ピッカピカです!!
これで終わりでも良いような感じですね。
このあと、この上に、コーティングを施して、このピカピカを守ります!
手順②乾燥させる(注意点あり)
充分に乾燥する、とあったので、ちょっと買い物に行ってきました。
結果、1時間ちょっとくらい、そのままにしましたが、もっと短くても大丈夫だと思います。完全に乾かしてから、次の工程に進みます。
動画では、「コーティング」の段階で紹介されてましたが、多分、その前の段階の「乾燥」の時にやったほうが良かったのでは? と思ったのが、
「蛇口にビニール袋を被せて水が垂れないようにすること」です。
コーティング剤の定着に影響するから、というのは理解できますが、いっそ、乾燥の段階でしておけば良かったのでは? と。
水が滴るのを防御するのは、乾燥段階でも大切なことだと思うので。
説明書通りに作業していったので、気づいたのが遅かったですが、
運よく、蛇口から水が垂れることはなかったので良かったです。
個人的におすすめするのは、水でクリーナーを流し終わったら、蛇口をカバーする、です。
動画では、ビニール袋を巻き付けて、厳重に輪ゴムで止めていました。
同じように蛇口を保護して、いよいよコーティング剤の塗布です!
手順③「洗面コーティング剤」のコーティング剤を塗る
コーティング剤10ml。
もう一対のゴム手袋をはめて、
別のクロスにたっぷりとって、
表面に塗っていくのですが、ここで気をつける事があります!
塗り伸ばしていく方向は同じに、です。
一定方向に塗り広げていくのですが、これは、動画がとても参考になりました。
慣れているプロ? のやり方は、なるほど、と感動です。
頭ではわかっているつもりでも、念の為、動画をみた方が良いと思います。
手早く、ササッと。しかもキレイに。
なるべく真似をして、頑張ります。
クロスにたっぷり出してみると、透明の液で、少しツーンと鼻にきます。
シンナーのような刺激臭です。
必ず換気を! の意味がこれで分かりました。
注意点としては、
- 一定方向に塗る
- クロスにとる量はたっぷりと。(少ないとスジ上になって見た目が悪くなる)
- 重ね塗りはできるだけしない。(塗った後は濡れ色に変わるのでわかる)
だそうです。
人生初の施工で、なかなか難しいかもしれませんが、頑張ってやるのみ、です。
手早く塗り広げて、やれやれ終わった、と確認すると、濡れ色と濡れ色の間に乾いた所が!
慌てて、その箇所だけ塗り直しました。
うちの洗面台の場所が、あまり明るくなく、電気をつけて、色んな角度から確認しないと、塗り具合が分かりづらいのでした。
最終確認、OKです。
「洗面コーティング剤」を使った仕上がりと感想
乾燥時間は、
今は夏なので、3時間以上です。
他のことをしていて、大体6時間くらい放っておきました。
仕上がりは、
鏡のようにツヤピカです!!
最初のころ、水垢とくすみでザラザラだった所も、
ピカピカに!
ちなみに以前はこちら。
全然、違いますねー!
頑張った甲斐がありました!
お醤油も垂らしてみました。
玉のような形をずっと保ってくれてます。
すごい撥水効果!
強靭な皮膜を作るので、もし汚れたとしても水を流すだけで、サッと落ちていくそう。
約3年間、効果がもつそうです。
初めて使ってみましたが、簡単にキレイに出来たので、やって良かった、と思いました。